はじめに|🌞暑い季節にこそ、香りの力を暮らしに
夏の季節になると、蒸し暑さや寝苦しさによって、気分が重たく感じられることもありますよね。
そんなとき、気持ちを切り替えるきっかけとして「香り(アロマ)」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回は、夏の暮らしに心地よさを添えてくれる香りをご紹介します。
精油には、植物由来の自然な香りがぎゅっと詰まっており、空間の印象を変えるのに役立ちます。
🌞 夏におすすめの精油 5選
精油名 | 香りの特徴 | 暮らしへの取り入れ方のヒント |
---|---|---|
🌿ペパーミント | スッキリとした清涼感 | 暑さのこもりやすい空間に、爽快な印象をプラスしたいときに |
🍋レモン | フレッシュでみずみずしい | 朝の香りに。気分のリフレッシュにぴったり |
🌱ユーカリ・グロブルス | シャープで清潔感のある香り | 換気がしにくい室内や、湿気が気になる場所に |
💜ラベンダー | ほのかに甘く落ち着いた香り | 1日の終わりに、くつろぎたい空間づくりに |
🍊グレープフルーツ | 軽やかでほんのり甘さのある柑橘 | 気分を切り替えたいときや、朝の支度中におすすめ |
※香りの感じ方には個人差があります。少量から試して、自分に合ったものを見つけてください。
🌿 各精油の香り・使い方・植物の紹介
ペパーミント(和名:セイヨウハッカ)🌿
香りの特徴
スーッと鼻に抜けるような清涼感があり、夏にぴったりの爽快な香りです。気分を切り替えたいときや、暑さで頭がぼんやりするときなどに向いています。

ディフューザーで空間に広げるほか、アロマキャップやアロマストーンでデスクまわりに香らせるのもおすすめです。強い香りなので、少量から試すのがポイントです。
シソ科の多年草で、葉に含まれるメントール成分が特徴。古くからハーブティーや料理にも用いられ、爽やかな風味と香りが愛されています。
レモン 🍋
香りの特徴
みずみずしく、フレッシュで明るい香り。香るだけで気持ちがシャキッとするような、軽快な印象があります。

朝のルーティンに取り入れたい香り。玄関や洗面所などで香らせると、爽やかな一日のスタートに。
柑橘系は光毒性があるため、芳香浴にとどめて肌への使用は避けましょう。
ミカン科の常緑高木。黄色い果実はビタミンCを含み、料理や飲料に広く使われています。精油は果皮を圧搾して抽出されます。
ユーカリ(ユーカリ・グロブルス)🌱
香りの特徴
清涼感のあるシャープな香りで、こもった空気をリセットしたいときにぴったり。鼻に抜けるようなスッキリ感があります。

蒸し暑さでどんよりしがちな空間にディフューザーで広げたり、玄関やトイレの香り対策にも。
フトモモ科の常緑高木。オーストラリア原産で、コアラの主食としても知られています。高さは30mを超えるものもあり、葉から精油が採れます。
ラベンダー(真正ラベンダー)💜
香りの特徴
やさしく甘いフローラル調の香り。リラックスしたい空間に最適で、万人受けする香りです。

寝室やお風呂あがりの空間で使うのがおすすめ。アロマキャップやアロマストーンで、ほんのり香らせると心地よい時間に。
シソ科の多年草で、紫色の小さな花を咲かせます。南フランスのプロヴァンス地方などで多く栽培され、精油は花と葉から抽出されます。
グレープフルーツ 🍊
香りの特徴
軽やかで甘酸っぱい香りが特徴。柑橘系の中でもややビターなニュアンスがあり、落ち着いた印象もあります。

朝の支度時や、集中したいときのルーティンに取り入れると気分転換に。ディフューザーやアロマストーンに最適です。
ミカン科の常緑高木で、大きな果実は朝食やジュースとしても人気。精油は果皮を圧搾して抽出されます。
暮らしに香りを取り入れるアイデア

👉 【初心者向け】アロマの香りを広げる方法|生活の木のディフューザーと選び方ガイドも併せてご覧下さい。
- アロマキャップ:玄関やデスクに置くだけで手軽に香りを楽しめます
- アロマストーン:寝室や洗面所など、静かな空間にそっと香りを添えたいときに
- 超音波ディフューザー/ネブライザー式ディフューザー:お部屋全体にやさしく香りを広げたいときに便利
アロマキャップ(ボトルに付けるだけ)
- 電源いらずで、玄関や洗面所など狭い空間にぴったり
アロマストーン
- クローゼットや靴箱のこもったニオイ対策にも
- こまめに精油を垂らすと香りが長持ちします
超音波ディフューザー
- 香りとイルミネーションに心癒されるアロマミストディフューザーです。
注意点:
精油の原液を直接布や肌につけないで

精油は高濃度なため、服やハンカチに直接つけるとシミや生地の傷みの原因になります。
ティッシュや専用グッズを使って、安全に香りを楽しみましょう。
妊娠中

妊娠中は精油の使用自体を控えめにし、使用する場合もごく少量で芳香浴に限定するなど、慎重な扱いが必要です
- 妊娠中や持病がある場合は、使用を避けたほうが良い精油もあります。
👉 精油を使うときに気をつけたいこと
おわりに|🌞夏の香りで、心地よいひとときを

暑さや湿度で過ごしにくさを感じやすい夏。
そんな季節だからこそ、香りを通じて空間や気分を整えることで、少しだけ心がほどける瞬間が生まれるかもしれません。
ご紹介した香りの中から、あなたにぴったりのものが見つかるヒントになれば嬉しいです。
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少しでも快適に😌
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