はじめに|☔梅雨の不快感を香りでリセット
梅雨の季節になると、湿気による不快感や室内のこもったニオイ、そして気分の重さを感じることが多くなりますよね。
そんなときにおすすめしたいのが、「アロマ(精油)」の香りを取り入れることです。香りは、空間の印象を変えたり、気分を切り替えるきっかけとしても活躍してくれます。

今回は、梅雨時に人気のあるアロマと、その取り入れ方をご紹介します。香りの力で気分も空間もすっきり整えて、少しでも快適に過ごせるヒントになれば嬉しいです。
なぜ梅雨にアロマがおすすめなの?
梅雨の時期にアロマが取り入れられることが多いのは、次のような「空間や気分の不快感」に寄り添ってくれる香りがあるからです。
- 湿気によるこもったニオイ → 清潔感のある香りで空気の印象をリセット
- どんよりとした空気感 → 爽やかで清涼感のある香りで気分を切り替える
- 雨の日の気分のゆらぎ → 落ち着いた香りで心を穏やかに保つ時間に

毎日の空間づくりや気分転換に、アロマを加えることで、梅雨の過ごし方がぐっと快適になります。
☔梅雨にぴったりの精油5選
ここでは、梅雨の時期に特におすすめしたい精油を5つご紹介します。
精油名 | 香りの特徴 | 香りの印象 | 向いているシーン |
---|---|---|---|
🌿ティートゥリー | シャープで清潔感のある香り | 空気がすっきりと感じられる香り | 洗面所・玄関・クローゼットなど |
🌾レモングラス | 草のようなレモンの香り | リフレッシュしたいときにぴったりの香り | 朝の気分転換・リビング |
🌿ユーカリ・グロブルス | スーッと抜けるクールな香り | 清涼感があり、空間を爽やかに演出してくれる香り | デスクまわり・浴室 |
🍃ペパーミント | 爽快で清涼感のある香り | 気分を切り替えたいときに心地よい香り | 暑い日の香りケア・作業前 |
💜ラベンダー | やさしく甘いフローラル系 | 穏やかで落ち着いた雰囲気を演出する香り | 夜のくつろぎ時間・寝室 |
精油それぞれの特徴とおすすめのシーン
🌿ティートゥリー
清潔感のあるシャープな香り|空間をすっきりと感じさせる香り

空気をすっきりと感じさせるような印象で、室内をリフレッシュしたいときにぴったり。
洗面所や玄関、クローゼットなどこもりやすい場所にもおすすめです。
フトモモ科の常緑樹で、オーストラリア原産。細長い葉をもち、古くから先住民が葉を煎じて利用してきた植物です。
🌾レモングラス
草のようなレモンの香り|気分をリフレッシュしたいときにぴったり

梅雨時の「なんとなく気分が乗らない日」にも使いやすい、爽やかな香り。
季節の変わり目に人気が高く、清涼感のある空間づくりに役立ちます。
イネ科の多年草で、レモンに似た香りが特徴。熱帯アジア原産で、ハーブティーや料理にも使われています。
🌿ユーカリ・グロブルス
鼻に抜けるような清涼感|すっきりとした空間を演出

湿気が気になる日にも、空間をクリーンに感じさせてくれる香り。
シャープで爽快感のある香りは、リフレッシュタイムにもおすすめです。
フトモモ科の高木で、オーストラリアを中心に分布。コアラの食事としても知られ、スーッとした芳香成分を豊富に含みます。
🍃ペパーミント
さわやかなミントの香り|気分の切り替えに役立つ香り

清涼感が強く、モヤっとしがちな梅雨の日にもシャキッとした印象を与えてくれます。
作業前や気分転換したいタイミングで活用すると、空気の雰囲気も一変。
換気とあわせて使うのもおすすめです。
シソ科の多年草で、ミントの交配種。爽快感のある香りとメントール成分で広く親しまれています。
💜ラベンダー
やさしく甘い香り|落ち着いた時間を過ごしたいときに

穏やかな香りが、雨の日のどんよりとした雰囲気を和らげてくれます。
ティートゥリーやユーカリとブレンドすることで、深みのある香りに。
夜のリラックスタイムや読書時間に使いたくなる一本です。
地中海沿岸を原産とするシソ科の多年草。
紫色の小さな花を穂状につける姿が特徴で、古くから「癒しのハーブ」として知られています。
乾燥した土地に強く、南フランスなどでは一面のラベンダー畑が広がる風景が有名です。
ディフューザーやアロマキャップでの使い方
香りの楽しみ方にはいろいろありますが、梅雨の時期におすすめなのは次のような方法です。

👉 【初心者向け】アロマの香りを広げる方法|生活の木のディフューザーと選び方ガイドも併せてご覧下さい。
- アロマキャップ:玄関やデスクに置くだけで手軽に香りを楽しめます
- アロマストーン:寝室や洗面所など、静かな空間にそっと香りを添えたいときに
- 超音波ディフューザー/ネブライザー式ディフューザー:お部屋全体にやさしく香りを広げたいときに便利
アロマキャップ(ボトルに付けるだけ)
- ティートゥリーやユーカリとの相性も良い
アロマストーン
- クローゼットや靴箱のこもったニオイ対策に
- こまめに精油を垂らすと香りが長持ちします
注意点:
精油の原液を直接布や肌につけないで

精油は高濃度なため、服やハンカチに直接つけるとシミや生地の傷みの原因になります。
ティッシュや専用グッズを使って、安全に香りを楽しみましょう。
妊娠中

妊娠中は精油の使用自体を控えめにし、使用する場合もごく少量で芳香浴に限定するなど、慎重な扱いが必要です
- 妊娠中や持病がある場合は、使用を避けたほうが良い精油もあります。
👉 精油を使うときに気をつけたいこと
まとめ|香りで梅雨の空間と気分をリセットしよう
じめじめとした季節は、気づかないうちに心も体も疲れやすくなっています。
そんなときこそ、アロマの力を借りて、自分自身の「快適スイッチ」を入れてみませんか?

香りは空間の印象を変えてくれますし、気分にもそっと寄り添ってくれます。
ぜひ、あなたの暮らしにぴったりの香りを見つけて、梅雨を心地よく乗り切ってくださいね。
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少しでも快適に😌
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