「今日は集中したいのに、なぜかやる気が出ない」
「気が散ってしまって、仕事が思うように進まない」
そんなとき、ありませんか?
やる気が起きないときや、午後にぼんやりしてしまうとき。
そんな日にも“香り”の力を借りることで、気持ちが切り替わることがあります。

今回は、集中力をサポートしてくれる精油を5つご紹介します。
気分を切り替えたいときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
集中したいときにアロマが役立つ理由
香りは、鼻から脳へ情報がダイレクトに届きます。
特に感情や記憶をつかさどる「大脳辺縁系」へと直接働きかけるため、気持ちのリセットや集中モードへの切り替えに効果的とされています。
ストレス時の「リラックス系」とは異なり、集中したいときには脳を活性化させるハーブ系やミント系、柑橘系の精油が向いています。
集中したいときにおすすめの精油5選
精油名 | 香りの特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
🌿ローズマリー | すっきりとしたハーブ調の香り | 記憶力や集中力を高めたいときにおすすめ |
🌱ペパーミント | 清涼感のあるシャープな香り | 眠気を吹き飛ばし、気分をシャキッとさせたいときに |
🍋レモン | フレッシュで明るい柑橘の香り | 気分をリフレッシュし、前向きに作業したいときに |
🌿ユーカリ | シャープで清潔感のある香り | 呼吸を整えて思考をクリアにしたいときに |
🌿ティートゥリー | フレッシュで薬草のようなクリアな香り | 気分を切り替えてリスタートしたいときや、頭をすっきりさせたいときに |
精油それぞれの特徴とおすすめのシーン
🌿ローズマリー|脳のスイッチを入れたいときに
ハーブ調のシャープな香り

意識をすっと引き上げてくれるような感覚があります。
ヨーロッパでは「記憶のハーブ」とも呼ばれ、試験勉強の定番にも。
私もデスクには、アロマキャップをつけたローズマリーのボトルを置いています。
ローズマリーは地中海沿岸原産のシソ科の常緑低木で、全草(葉・茎・花)から精油が抽出されます。
小さな青紫の花を咲かせ、料理やハーブティーとしても親しまれています。
🌱ペパーミント|午後の眠気対策に
清涼感と刺激のある香り

頭をシャキッとさせてくれます。
集中力が落ちてきた午後や、気分転換したいときに最適です。
ブレンドで使うときは、レモンとの組み合わせがおすすめです。
ペパーミントはシソ科の多年草で、葉に強い清涼感のある芳香を持っています。
精油は葉から抽出され、主成分のメントールが独特の刺激感を生み出します。
🍋レモン|リフレッシュして前向きな気分に
明るくフレッシュな香り

気分を前向きに整えたいときにぴったり
やる気が出ない日や、集中力が続かないと感じたときに。
ローズマリーやペパーミントとのブレンドも相性◎。
レモンはミカン科の常緑樹で、果皮から圧搾法で精油が採られます。
黄色く熟した果実は食用としても広く知られ、爽やかな香りが特徴です。
🌿ユーカリ(ユーカリ・グロブルス)|頭の中をクリアにしたいときに
ユーカリのシャープな香り

呼吸を整え、思考をスッキリと導いてくれます。
情報を整理したいときや、考えごとの多い作業にも向いています。
ユーカリはフトモモ科の高木で、オーストラリア原産。
細長い銀葉が特徴で、精油は葉から水蒸気蒸留で抽出されます。
コアラの食用植物としても知られています。
🌿ティートゥリー|リセットして集中を取り戻したいときに
スッと鼻を抜けるようなクリアな香り

気分をリセットしたいときにぴったり。
一度作業を中断したあとに再び集中したいときにおすすめです。
清潔感のある香りが空気も気分も整えてくれます。
ティートゥリーはフトモモ科の常緑高木で、オーストラリア原産の植物です。
先住民アボリジニの間では伝統的に用いられてきた歴史があり、精油は葉から水蒸気蒸留で抽出されます。
抗菌・清涼感のある香りが特徴です。
初心者でも使いやすいアロマアイテム
朝のスタートに・デスク周りで・休憩中に

アロマキャップやアロマストーンを使えば、電源不要で香りを楽しめます。
持ち歩きたい小型のディフューザーもいいですね。
仕事や勉強を始める前に香りの中でひと呼吸することで、スイッチが入りやすくなります。
- アロマキャップ:手軽に香りを取り入れたい方に
- アロマストーン:静かに、穏やかに香らせたい方に
- 小型ディフューザー:持ち歩いて香りを楽しみたい方に
香りの強さを調整しやすいアイテムから試すのがおすすめです。
精油の種類によっては刺激が強いこともあるので、少量からスタートしましょう。
香りを時間帯で使い分けるのもおすすめ
- 朝 → レモンやグレープフルーツで目覚めをサポート
- 昼 → ローズマリーやペパーミントで集中を維持
- 夜 → ラベンダーやマジョラムでリラックス

1日のリズムに合わせて香りを使い分けることで、気持ちも自然と整っていきます。
注意点:
精油の原液を直接布や肌につけないで

精油は高濃度なため、服やハンカチに直接つけるとシミや生地の傷みの原因になります。
ティッシュや専用グッズを使って、安全に香りを楽しみましょう。
妊娠中

妊娠中は精油の使用自体を控えめにし、使用する場合もごく少量で芳香浴に限定するなど、慎重な扱いが必要です
- 妊娠中や持病がある場合は、使用を避けたほうが良い精油もあります。
👉 精油を使うときに気をつけたいこと
まとめ|香りのスイッチで、集中できる時間を

集中したいとき、アロマの香りがそっと背中を押してくれることがあります。
特に、仕事や勉強など、気分を整える「習慣」として取り入れると、より効果を感じやすくなります。
毎日を少しでも快適に、自分らしく過ごせるように。
ぜひ、お気に入りの香りを見つけてみてくださいね。
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少しでも快適に😌
#集中力アップ
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